最近やったゲーム紹介「春ゆきてレトロチカ/ポケモンSV/死噛 ~シビトマギレ~」

こまめにブログ書いて内省を繰り返して人生取り戻すぞ!みたいなことを決心してから、結局100日近く放置する結果になってしまった。 相変わらずろくに創作活動などはできていないものの、ゲームは一丁前にやってきてしまったのでそれらの紹介をしたいと思う。

作品をちゃんと評価しようみたいなことをすると前回みたいにグダグダの読みづらい文章が出来上がることは学習したので、今回は簡潔に各作品の感想を書いていきたい。

春ゆきてレトロチカ

9月末にやったゲーム。じっくりちまちまやろうとしたが、予想以上にのめり込んでしまったのとゲームの性質もあって一週間くらいでクリアしてしまった。 全編実写のゲームということで前回のこともあって正直身構えていたが、こちらは実写の使い方としては大成功でめちゃくちゃ面白かった。 というのも、サスペンスドラマの犯人当てクイズだけゲームになっているような作品なので、実写映えは当たり前なんだけども。

このドラマが本当によくできていて面白かった。 ミステリーとして謎が謎を呼ぶ展開には手に汗を握ったし、人間ドラマとして感情を揺さぶられる場面も多くあった。 序盤の何気ない場面から伏線が散りばめられていて、ラストのクライマックスでは感極まって目が潤んでしまった。 犯人当ての推理も、きちんとドラマパートを見てないと分からなかったりするので、これからプレイする人は余すところなく映像を味わってほしい。

唯一のゲーム要素である犯人当てクイズも、ドラマを引き立たせるものとしてよくできていた。 犯人当てクイズは、証拠品から仮説を組み立てるパズルゲームのようなものを挟んだ後に選択肢を選んで推理を披露していくパートに入っていく。 このパズルゲームパートでは、いくつも有り得ないような仮説を量産したり映像を何回も見返したりして全力で推理を楽しむことができるようになっていた。 また、推理披露パートの難易度が絶妙に調整されていて、簡単には答えられないような、理不尽になりすぎないような問題になっているので、自分の推理が当たった時や意外な事実に気づかされた時のカタルシスが存分に得られるようになっていた。

劇伴などの音楽もどれも良くてサントラまで買ってしまった。 秋元康ドラマでも使われているような林ゆうきさんの緊迫感あるBGMが好きで、日頃からちょくちょく聞いてる。

ポケットモンスター バイオレット

普段はビジュアルノベル寄りのゲームばかりやっているが、友達に誘われて久しぶりに大衆向けなゲームをやった。 なんだかんだで、ちゃんと予約して発売日に買った。

ポケモン自体は、小学生の時に不思議のダンジョンポケモンレンジャーをやっていて、そこから大分空いて、ちょうど一年前にSwitch本体と一緒にダイパリメイクを買ったのが最後で、ポケモンの知識としてはその世代のもので止まっていた。あとはポケモンGOで実装されているポケモンは見たことあるなーっていう程度。 そんな状態だったので、きっとポケモンSVでは9割くらいは未知のポケモンが出てくるのではないかと身構えていたが、思いのほか半分くらいは見たことあるものが出てきてくれたので、過去からタイムパラドックスしてきたプレイヤーにも親切設計だなと思った。

巷ではゲームシステムなどについて色々と言われているが、個人的にはオープンワールドでの冒険というものが初めてだったので新鮮な気持ちで楽しめた。 マップの隅々まで探検してポケモンやアイテムを探すのが楽しくて初登校に何時間もかかったし、準伝説の杭とかコレクレーとかの探し物ゲーム要素にもハマった。

一番驚いたのはストーリーがめちゃくちゃ重たかったこと。 いじめ問題とか親が○○とか、ポケモンってそんな話ぶち込んでくるんだ…って思った。 自分的には予想に反して感動できたので、これはこれでよかったと思う。

悔しいけど(?)ポケモンみたいな冒険や育成メインのゲームは、長時間楽しめてしまうので圧倒的にコスパがいい。 図鑑も完成してしまったので、あとは色違い見つけるかな…

死噛 ~シビトマギレ~

満を持して発売された死印シリーズの新作。今年一番楽しみにしていた。 古き良き心霊ホラーが今も現役で開発されている事自体が有難すぎるので、少々高めの値段でも妥当に感じる。零シリーズもリメイクじゃなくて新作出してほしい…

ストーリーは相変わらず全体的に緊迫感があって、謎が徐々に明らかになっていくような作りになっていて面白かった。 今作は前作までと違って胸糞悪い展開が顕著に多かった。毎回救おうとした人が目の前で確定で死んでしまうみたいなのがほとんどなので、これからやる人は覚悟してほしい。さすがR18になっただけある…

バディとなるキャラクターは前作の死印から引き継がれていて、キャラクター同士の掛け合いも多くファンサービス満載だった。新キャラも人間味があっていいキャラが多かったけど、次回作で続投できそうなのが少ないのが悔やまれる。阿部清明は設定の割には影が薄かったので、次回作で活躍させてほしい…

やっぱりこの作品の魅力として一番は雰囲気がいいことだなと思う。夜の学校や街を探検するのはワクワクするし、怪異の背景の悲しいストーリーを追っていくのは独特の没入感がある。 ボリュームは若干少なく感じたので、死印の赤ずきんみたいなDLC出てほしいかな…

結局、今回もまとまりのない読みにくい文章になってしまったので、次回書く場合はもう少しやり方変えないとな…